ハワイ州ホノルル市で生まれた「ケント」は誕生後1週間目にマジシャンの父親がトランプ・カードを敷き詰めた上に置かれ記念撮影。
将来は「マジシャン」になるようにハワイアン・ロコ・ボーイとしてノビノビと育てられた。その後、8才の時にはハワイで行われたマジック・コンテストで見事「審査員特別賞」を受賞。
ますます、その気になった日本舞踊の講師であった母親のアイデアで「ステージ・マジック」をするときの為にダンスやステージでの動きを習わせたいということで10才の夏にハワイのミュージカル・スクールの名門「ダイヤモンド・ヘッド・シアター」で、ダンス、歌、演技を習い、最終発表会で約150人の生徒の中からダンス部門でいきなり「最優秀賞」を受賞。
13才になりジュニアハイスクールは、ハワイにおいて最もアートに力を入れている「ミッドパシフィック・インスティチュート」に入学し、クラシックバレー、モダンダンス、ジャズダンス、コンテンポラリーダンスなどと出会う。そして、この頃から振付けや撮影などにも興味を持ち始め、学校外ではヒップホップ・ダンスと社交ダンスの個人レッスンを受けメキメキとスキルアップをして、注目を集め16才から「Xファクター・ダンス・スタジオ」などでヒップホップダンスのインストラクターとして教えることとなりました。
そして16才から毎年ハリウッドやサンフランシスコにダンス留学し、たくさんの優れたインストラクター達からトレーニングを受け続け基礎を作ることに専念しました。
その後18才でハワイ大学マノア校に入学すると同時に「ホノルル・ダンス・スタジオ」「ブギーダウン・プロダクションズ」「Xスタティック・ダンス・スタジオ」などと、コンテンポラリー、ジャズ、ヒップホップダンスのインストラクターとして契約をしました。
また2011年20才の秋にはハワイ大学において交換留学生に選ばれロンドンにダンス留学をし、数々のダンス・カップやダンス・コンテストやコンペに出て優秀な成績を修め、その後ハワイ、ロンドン、日本などでワークショップを開催し人気を博しました。
更に2012年5月にはハワイでダンス・カンパニー「スタジオ・ケー・ビーツ」をスタートし、日英両語でプライベートレッスンを開催しています。そして2012年にはワイキキの人気ショーである「レジェンド」のオーディションに合格し魅力的なダンサーとして出演し活躍しました。
片やハワイ大学ではダンスを専攻したので授業でダンス以外に舞台装置、音響、振付け、ビデオ撮影、編集&作成を学び、個人的にはDVDの編集に興味を持ちボランティアで撮影しているうちにその作品が認められ現在ではプロとしての制作依頼が殺到しています。
また、ハワイ大学の発表会で踊った「マジックとダンスのコラボレーション」はオーディションの担当ディレクターが感動し、涙し、後日レストランで出会った見知らぬ人からも「君のダンスが一番良かったとダンサーでもある僕の彼女が言っていたよ」と声をかけられるほどの評判を呼びました。
その他、ハワイの伝統ダンスである「フラ」や日本の伝統ダンスである「日舞」などをカリキュラムとして現在もトレーニングを受け、大学外でもヒップホップやモダンダンスを中心に振付や撮影など広範囲にわたってダンスを研究しています。